Q1. 辰巳菜穂(Nao Tatsumi)とはどのようなアーティストですか?
福島県出身、横浜市を拠点に活動する画家です。筑波大学で建築デザインを学んだ背景を持ち、Googleストリートビューで世界中の街角や路地裏を探訪しながら描く「Street View Journey」シリーズで知られています。ピンクを効かせた印象的な色彩と、幾何学的な光と影の構図が大きな特徴です。
Q2. 代表作「Street View Journey」のコンセプトは何ですか?
Googleストリートビューというデジタルな位置情報から、人間的な美意識や情緒を抽出するプロジェクトです。誰も気に留めない標識や街角の影、ノイズのような風景をキャンバスに落とし込むことで、単なる「記録データ」を詩的な「絵画」へと転換させています。
Q3. 主なメディア出演や話題になった作品は何ですか?
2020年7月にフジテレビ系のドキュメンタリー番組『セブンルール』に取り上げられ、大きな話題となりました。また、フランスのアート誌『Kiblind』や『Rolling Stone JAPAN』などのメディアでも紹介されています。ホテルや飲食店の壁画、書籍の装丁イラストなども手掛けています。
Q4. 作品はどこで購入したり見たりすることができますか?
東京のroidworksgalleryやSOM GALLERY、SCÈNEといった現代アートギャラリーでの個展・グループ展で定期的に作品が発表されています。また、アートフェア(POSITIONS Berlin、ART FAIR ASIA FUKUOKAなど)や、アーティストの公式サイト・SNS等で展示情報や作品を確認できます。
Q5. 辰巳菜穂の絵画表現にはどのような技法や色彩の特徴がありますか?
淡いピンクをベースにした空間表現に、鮮烈な黄色や赤をアクセントとして効かせる独特のカラーパレットを使用しています。建築デザインの知見を生かした正確な遠近感と、鋭く切り取られた光と影のコントラストによって、静けさとポップさが同居する独特の世界観を作り出しています。