初期見積もりから「100万円以上跳ね上がった」という悲鳴は、ブライダル現場で日常茶飯事だ。なぜそんなことが起きるのか。理由はシンプルで、最初の見積もりが「最低ランクの最低要素」で構成されているからである。
費用を賢く抑える最大の裏ワザは、「契約書にサインする前の交渉」に尽きる。契約を結んでしまった後では、施主側の立場は圧倒的に弱くなる。ペーパーアイテムやドレス、カメラマンの「持ち込み料」を無料にしてもらう交渉は、契約前の見学時に「これが無料になるなら今日ここで決めます」と提示するのが鉄則だ。
さらに、装花や衣装のランクをあらかじめ本番相当のグレードで見積もりに盛り込ませること。最初から高めの現実的な金額を出させておくことで、最終的な大幅予算オーバーという悲劇を回避できる。