とうもろこしの冷凍状態(生のまま丸ごと、茹でてから丸ごと、皮付き、粒のみ)によって、必要な熱エネルギーは明確に異なります。過加熱によるパサつきや加熱不足による生煮えを防ぐため、以下の基準表を参考に最適な出力を設定してください。
丸ごと1本を仕上げる実践ステップ
生のまま冷凍したとうもろこしをそのままレンジで調理する場合、解凍工程を挟まず凍ったまま直行させるのが鉄則です。
まず、表面についた余分な霜を手早く払い落とします。次に、ラップをとうもろこしの肌にぴったりと密着させながら2重に巻きつけます。端をしっかりねじって閉じることで、加熱中に発生する水蒸気が外へ逃げず、自身の水分で蒸し上げる環境が整います。電子レンジ(600W)で半分経過した時点(約2分30秒)で一度扉を開け、とうもろこしをくるりと半回転させて裏表を入れ替えると、加熱ムラが大幅に低減します。
冷凍とうもろこしをしわしわにさせない「蒸らし」の裏ワザ
加熱直後にすぐラップを剥がしてしまうと、急激な温度低下とともに水分が一気に大気中へ蒸散し、数分で実がしぼんでしまいます。レンジ加熱が完了したら、ラップを巻いたまま3〜5分間放置することが最大の秘訣です。余熱で芯まで均一に熱が行き渡ると同時に、粒の外へ出かかった水分が再び組織内に落ち着き、ハリのあるぷっくりとした食感が完成します。