初詣の時期について厳密な期限はないが、一般的には門松を飾っておく期間である「松の内」(関東では1月7日、関西では1月15日頃まで)に訪れるのが望ましい。それを逃した場合でも、節分までに参拝を済ませれば新年の祈願として十分な意味を持つ。
注意すべきは忌中と喪中の違いだ。身内に不幸があった際、死を「穢れ(気枯れ)」と捉える神道では、忌明け(通常50日)までの神社参拝を避けるのが礼儀とされる。対して寺院では死を穢れと見なさないため、喪中であっても参拝に問題はない。
境内で授かる縁起物の扱いにも気を配りたい。邪気を打ち払う破魔矢・おみくじは、ただの記念品ではない。破魔矢は神棚や床の間、あるいは目線より高い位置に矢の先を凶方位に向けて飾り、おみくじで凶が出た場合は境内の指定場所に結び、吉運であれば持ち帰って日々の指針とするのが理にかなった向き合い方だ。