朝のチャイムが響く前、校内にはすでに生き生きとした生徒たちの話し声が満ちていた。七北田中学校が長年大切にしてきたのは、「自律・協働・創造」の精神だ。校舎の廊下に飾られた過去の栄光や先輩たちの足跡は、決して過去の遺物ではない。今を生きる生徒たちにとって、日常の努力が世界に通じる道へとつながっていることを示す、何よりの道標となっている。
「本校の強みは、自分たちの手で答えを見つけ出そうとするカルチャーにあります」。そう語る教頭の言葉通り、教室を覗くと一斉授業の風景とはまるで異なる光景が広がっていた。教員が一方的に講義をする時間は最小限に抑えられ、生徒たちは小グループに分かれてPC画面や模造紙を囲み、白熱した議論を展開している。