和牛というコンビを語る上で外せないのが、M-1グランプリにおける劇的な戦歴です。2016年、2017年、2018年と3年連続で準優勝を記録。水田さんの理屈っぽいボケと、川西さんの卓越した技術に裏打ちされたツッコミは「現代最高峰の掛け合い」と称賛されました。
あと一歩で王座に手が届かない悔しさを味わい続ける中で、2人が背負ったプレッシャーは凄まじいものでした。ネタの完成度を極限まで高めるストイックな日々が続いた結果、コンビ間の会話は次第にネタの打ち合わせのみに限定され、精神的な摩擦が蓄積していった側面は否定できません。栄光の裏で生じたひずみもまた、後の決断へと繋がっていきました。