通行止めの報を受けた際、焦って行動を起こすと二次災害に巻き込まれるリスクが高まります。交通工学および危機管理の観点から、進路を変更して迂回すべきか、あるいは安全な場所で待機すべきかの明確な判断基準を提示します。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
【迂回を進めるべきドライバーの条件】
車両が四輪駆動(4WD)であり、溝の十分に残ったスタッドレスタイヤに加え金属チェーンを携行していること。さらに、燃料が半分以上残っており、スマートフォンの通信環境とポータブル電源が確保されている場合は、迂回ルートの検討が可能です。ただし、通過予定の一般道(国道49号など)にチェーン規制や立ち往生警報が出ていないことを事前にドラぷら等で確認していることが前提条件となります。
【現地待機・日程延期を選ぶべきドライバーの条件】
二輪駆動(2WD・FF/FR)の車両、タイヤの摩耗が進んでいる車両、または燃料計が残り4分の1以下になっている場合は、峠越えを伴う迂回は極めて危険です。最寄りのSA・PA、または一般道の道の駅へ速やかに避難し、高速道路の除雪・事故処理が完了するまで待機する、あるいは目的地の変更や宿泊を伴う旅程のリスケジュールを選択してください。無理な突破はドライバー自身の孤立につながります。