「美味しいものを作りたいけれど、まな板と包丁を洗うことすら億劫」という疲労のピーク時に頼りになるのが、キッチンバサミと手ちぎりを駆使した調理法です。食材を切る工程を省くだけで、調理時間だけでなく後片付けの負担も半分以下に軽減されます。
特にネット上で「究極の救済策」として絶大な支持を集めているのが、ひき肉や豚こま切れ肉、豆腐、ツナ缶をベースにしたメニューです。豚こま肉ならパックの上からキッチンバサミで数箇所カットするだけでそのまま鍋やフライパンへ投入可能。キャベツやレタス、キノコ類は手で豪快にちぎることで、断面が不規則になり、かえって調味料の味が短時間で染み込みやすくなるという調理科学上のメリットも生まれます。
具材を耐熱ボウルに入れて調味料を回しかけ、ラップをして加熱するだけで完成する「豚バラもやしの旨ポン蒸し」や「豆腐とツナのふわとろ卵とじ」は、調理開始から食卓に並ぶまでわずか7〜8分。疲れて思考が停止している日でも迷わず作れる再現性の高さが、忙しい現代人の強い味方になっています。