時代の変化と共に、セレモニードレスに対する人々の意識は大きく変貌を遂げた。フリルやレースが過剰に施された従来の様式美から一転、引き算の美学を取り入れたミニマルで上質なデザインが支持を集めている。
こうしたシフトを牽引するのが、デジタルネイティブな子育て世代だ。退院直後の感動を写真に収め、InstagramなどのSNSで共有する文化が定着した結果、派手さよりも「光の当たり方」「写真映えするテクスチャー」「赤ちゃんの表情を引き立てるナチュラルさ」が重視されるようになった。
ベビーアパレル産業全体でも、ジェンダーレスなニュアンスカラーや、着心地の良さを追求したモダンなフォルムが主軸となりつつある。