歴代のゼクシィCM女性タレントを振り返ると、そこには日本映像界を牽引するトップランナーたちの原点が鮮やかに刻まれている。初期の加藤ローサや倉科カナが放った眩い輝きから、時代ごとのアイコンがこの場所から羽ばたいていった。
いまや映画界の至宝となった広瀬すずが見せた、涙を流しながらの切ない笑顔は、CM史に残る名シーンとして語り継がれている。当時まだ10代半ばだった彼女の圧倒的な透明感は、お茶の間に強烈な衝撃を与えた。また、凛とした佇まいと抜群のスタイルで同世代女性のカリスマとなった新木優子や、愛嬌と繊細な演技力でブレイクを果たした吉岡里帆も、このCMでの鮮烈な登場を契機に一気に認知度を爆発させた経緯を持つ。彼女たちが後にNHKの連続テレビ小説で主要キャストを務め、国民的女優へと昇華していった軌跡は、この登竜門の威力を何よりも雄弁に物語っている。