病気という誤解とは別に、アスリートとして最もリアルで過酷な試練となったのが、フィジカル面での「怪我」である。特に渡米後、肩の違和感から故障者リスト(IL)に入り、精密検査で右肩関節唇損傷と診断されたニュースは衝撃を与えた。
投手にとって肩関節唇のトラブルは、球威やコントロール、ひいては現役生命に直結する非常にデリケートな負傷だ。マウンド上で160キロを超える凄まじい出力を生み出す彼のフォームは、肩や肘に尋常ではない負荷をかける。この肩の負傷こそが、近年の実戦離脱や調整の遅れの直接的な原因であり、ファンが心配する「体調不良」の最も大きな実態と言える。現在は懸命なリハビリとフォームの再構築を進めており、復帰へのカウントダウンが続いている。