市民生活や滞在者の行政手続きを一変させているのが、VNeID電子本人確認プラットフォームの急速な普及だ。レベル2認証を取得したアカウントを所有するベトナム人や長期滞在者は、スマートフォン上のアプリ内で身元証明を完結できるようになりつつある。これにより、従来の紙の確認書を求めて警察署へ足を運ぶ負担は劇的に減少しつつある。
現地で窓口対応を担うベトナム警察公務員も、デジタル端末を駆使した即時照会へと業務フローを移行させている。紙の書類発行を申請する際にも、裏側ではベトナム国家公共サービスポータルを経由したオンラインデータ処理が連動する仕組みだ。アナログとデジタルが交錯する現在の過渡期だからこそ、現地警察での手続き時にはオンライン側のステータス確認が重要視されている。