1960年代、日本劇場で開催されていた日劇ウエスタンカーニバルは、当時の若者文化の発信拠点であり、熱狂のるつぼでした。ロカビリーブームに続いて巻き起こったポップス旋風の中心にいたのが、まさにスリーファンキーズと初代ジャニーズです。
客席から飛ぶ無数の紙テープ、割れんばかりの黄色い歓声。スリーファンキーズが洒脱なコーラスワークとユーモア溢れるステージングで魅了すれば、初代ジャニーズはアメリカ仕込みの洗練されたミュージカル仕立てのダンスで対抗しました。
この昭和歌謡・ポップス黎明期において、切磋琢磨し合った好敵手同士の熱量こそが、現代まで続く日本のボーイズグループカルチャーの強固な土台を作り上げたのです。