2026年代から続く世界的なシティポップおよび80〜90年代J-POPの世界的再評価の波は、2026年現在も勢いを増している。SpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスでは、山下久美子の初期名曲や今井美樹の90年代アルバムが海外のリスナーによって発見され、新たな評価を獲得している。
特に、布袋寅泰が手がけた80年代後半の山下久美子の楽曲群(『TONIGHT』や『Single』など)のエッジの効いたサウンドと、今井美樹の洗練された都会的AORサウンドは、現代の若者や海外の音楽ファンにとって「新鮮で完成度の高いポップス」として聴かれている。過去の人間模様を超えて、二人が残したサウンドそのものが純粋に讃えられる時代が到来したのだ。