ダンボールは「買うもの」という固定観念を捨てると、選択肢は一気に広がる。特に引っ越し準備で大量に必要な場合、無料で入手できるルートを活用しない手はない。
スーパーの無料ダンボール——イオンや西友、業務スーパーなどでは、商品陳列後の空きダンボールを店頭の「ご自由にお持ちください」コーナーで提供していることがある。ただし2026年以降、衛生管理や防犯上の理由から撤去する店舗が増えており、確実性は低下している。狙い目は開店直後の時間帯で、青果コーナーや日用品売り場の近くに積まれていることが多い。事前にサービスカウンターで「空きダンボールをいただけますか」と尋ねるのが確実だ。
ドラッグストア・酒屋・家電量販店——ウエルシアやマツモトキヨシなどのドラッグストアは、商品の入荷量が多く、比較的丈夫なダンボールが手に入りやすい。酒屋は重量物を運ぶための頑丈な箱が手に入るが、酒瓶用の仕切りが入っているため用途を選ぶ。家電量販店は冷蔵庫や洗濯機の梱包材が巨大で、引っ越しには不向きだが、収納や工作には重宝する。
引っ越し業者の余剰ダンボール——サカイ引越センターやアート引越センターなどでは、契約者向けに無料でダンボールを提供しているが、非契約者にも販売しているケースが多い。1枚100円〜300円程度で、引っ越し用途に最適化された強度の高い箱が手に入る。営業所に在庫があれば即日購入できるため、大量に必要な場合はネット通販よりも早い場合がある。