日本映画の興行史において、フジテレビは数々の金字塔を打ち立ててきました。フジテレビの歴代映画興行収入で頂点に君臨し続けているのが、2003年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』です。興行収入173.5億円、観客動員数1260万人という記録は、20年以上が経過した現在も実写邦画歴代1位の座を譲っていません。
歴代の上位作品を振り返ると、『南極物語』に始まり、『海猿』シリーズ、『劇場版コード・ブルー』(興行収入93億円超)、『テルマエ・ロマエ』や『信長協奏曲』など、時代を象徴する大ヒット作が並びます。これらの作品群に共通しているのは、圧倒的なスケール感と誰もが楽しめるエンターテインメント性の両立です。
このメガヒットの方程式を支えてきたのが、複数の企業が出資してリスクを分散しつつ宣伝力を最大化する製作委員会方式です。フジテレビは電通や東宝、出版社などと強固なアライアンスを組み、テレビの電波と劇場のスクリーンをシームレスに繋ぐプロモーション戦略を確立させました。