赤西仁が遺したドラマ作品群は、いずれも放映当時のカルチャーシーンを決定づけるインパクトを放っていました。大手レビューサイトの採点データやファンの熱量をもとに、いま絶対に見るべき代表作をランキング形式で精査します。
第1位:『ごくせん 第2シリーズ』(2005年・日本テレビ系)
社会現象を巻き起こした学園ドラマの金字塔。赤西仁は、黒銀学院高校3年D組のリーダー格である矢吹隼人役を演じました。亀梨和也演じる小田切竜とのダブルエース体制は、対立から真の友情へと至る男子高校生の不器用な情熱をリアルに描き出し、平均視聴率28.0%、最終回には32.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という驚異的な記録を打ち立てました。スタイリングや髪型、佇まいそのものが当時の若者カルチャーの流行発信地となり、俳優・赤西仁の名を全国区へと押し上げた不朽の代表作です。
第2位:『anego[アネゴ]』(2005年・日本テレビ系)
篠原涼子演じる30代の独身OLと恋に落ちる新入社員、黒沢明彦役を好演。生意気さと無邪気さを併せ持つ「年下男子」像を絶妙な距離感で演じ切り、世の女性層を熱狂させました。「アネゴ」と呼ぶ掠れた声のトーンや、オフィスで見せる切ない視線の交錯は、後の恋愛ドラマにおける年下男性キャラクターの決定的なベンチマークとなりました。Filmarksなどのレビューでも「令和の今見ても胸キュンが色褪せない」「赤西仁の天性の天真爛漫さと色気が同居している」と絶賛が続いています。
第3位:『有閑倶楽部』(2007年・日本テレビ系)
一条ゆかりの名作少女漫画をドラマ化した本作で、赤西仁は連続ドラマ初単独主演を果たしました。大富豪や名家の子息が集う「有閑倶楽部」の副会長であり、警視総監の息子・黒堂魅録を好演。アクション、コメディ、シリアスが入り交じる荒唐無稽な世界観の中で、愛車バイクを自在に操るハードボイルドな魅力と仲間思いの熱い内面を体現し、単独主演としての存在感を決定づけました。