キャラクターデザインにおいて、万人受けする美しさと安定感を生み出す基準が「顔の黄金比」です。リアル調からアニメ調まで、魅力的なイラストの多くは共通した配置比率を持っています。
まず押さえるべきは、縦方向の三等分ルールです。「髪の生え際から眉」「眉から鼻先」「鼻先から顎先」の距離が1:1:1になるのが成人の標準的な比率です。デフォルメを効かせた美少女や幼いキャラクターを描く場合は、鼻先から顎先までの長さを短くし、比率を「1:1:0.7」程度に縮めると可愛らしさが際立ちます。
横方向の配置では、「両目の間にはちょうど目1個分の隙間を空ける」のが鉄則です。目の幅を基準にして、顔の横幅は「目5個分」に収まるのが理想的なバランスとされています。また、口の位置は「鼻先から顎先までの中間」よりも少し高め、上から1/3の位置に配置すると自然な引き締まりが生まれます。