オーディション当時、まだ大阪の高校生だった菅田将暉。約2,000人もの応募者の中から、圧倒的な存在感と原石としての輝きを見出された。東映のプロデューサー陣を唸らせたのは、どこか浮世離れしたミステリアスな佇まいだったという。
平成仮面ライダーシリーズの中でも『仮面ライダーW』は異色のコンセプトを掲げていた。「二人で一人の仮面ライダー」という斬新な設定。私立探偵の左翔太郎(桐山漣)と、知識の宝庫であるフィリップ(園咲来人)が互いに引き合い、変身ベルト「ダブルドライバー」にガイアメモリを挿入して戦う。この二人の妙妙たる掛け合いが、従来の子供向け番組の枠を軽々と飛び越え、大人の女性ファンやカルチャー層までをも巻き込む社会現象となった。