安全策は難しいものではない。焦らない、送金しない、署名しない、秘密情報を渡さない。この四つだけでも、多くの被害は避けられる。特に暗号資産の世界では、銀行送金やクレジットカード決済と違って、誤送金や不正署名を後から取り消すのが難しい。
ウォレットを使う場合は、普段の資産を入れたメインウォレットと、試験用の少額ウォレットを分ける方法がある。知らないサイトに接続するなら、少額しか入れていないウォレットを使う方が被害を限定しやすい。署名画面の内容を読まずに承認する癖は、最も避けたい行動の一つだ。
情報を保存することも大切だ。公式とされる投稿、URL、契約アドレス、取引履歴、DMの内容を記録しておけば、後で問題が起きたときに説明しやすい。怪しいと感じた場合は、コミュニティ内だけで相談せず、ウォレット提供元、取引所、ブロックチェーンに詳しい第三者、場合によっては公的相談窓口にも確認したい。