大手コスメレビューサイトやSNSの投稿を精査すると、DUOクレンジングバームに対する高評価が並ぶ裏で、「期待したほど毛穴の角栓が取れない」「使い続けるとニキビができた」という不満の声が一定数存在します。調査報道の視点からこれらのネガティブな口コミを分類・分析したところ、3つの明確な要因が浮かび上がってきました。
第一の要因は、毛穴トラブルの「種類」と製品機能の不一致です。DUOの看板商品である「ザ クレンジングバーム ブラックリペア(黒)」は、皮脂吸着炭や発酵エキスによって過剰皮脂と角栓が混ざり合った「詰まり毛穴」の分解洗浄に強みを発揮します。しかし、紫外線ダメージによる色素沈着が原因の「メラニン毛穴」や、加齢に伴う真皮の弾力低下による「たるみ毛穴・すり鉢毛穴」に対しては、単なるクレンジングによる皮脂除去だけでは即効性を実感しにくいのが構造的な限界です。
第二の要因は、油性バーム特有の「すすぎ残し」による毛穴詰まりです。DUOは独自の微粒子カプセル構造を採用しており、圧力をかけることでカプセルが崩壊してとろけるテクスチャーへと変化します。この設計は摩擦レスな洗浄を可能にする反面、すすぎの段階で水分と油分をなじませる「乳化」を怠ると、肌表面に油膜感が残り、結果として毛穴の出口を塞いで肌荒れを引き起こすトリガーとなります。
第三に、「メイクが落ちない」と感じるケースの多くは、ウォータープルーフのマスカラやティントリップなどの高密着メイクに対し、バームの量が不足しているか、肌へなじませる時間が短すぎることに起因しています。適切な量とプロセスを守らなければ、どれほど優れた処方であってもポテンシャルを発揮することはできません。