丹波篠山といえば、大粒で甘みの強い丹波黒大豆や最高級の丹波栗、そして冬のぼたん鍋が代名詞だ。しかし、いま現地で熱い視線を集めているのは、地域のオーガニック食材を革新的なアプローチで仕立てるファーム・トゥ・テーブルの食体験である。
地元農家と若手シェフがタッグを組み、毎朝収穫されるフレッシュな野菜や丹波牛をメインに据えたフレンチやイタリアンを展開。大地の力強さをダイレクトに感じる一皿は、遠方から訪れる食通たちの舌を唸らせている。伝統の和食文化と現代のガストロノミーが交差する空間こそ、現在のこの街の真骨頂だ。