京王線沿線で進行する連続立体交差事業は、2026年に入りいよいよ街の景色を根底から変えつつある。長年、開かずの踏切として地域住民の頭を悩ませてきた線路の立体化が進んだことで、南北を分断していた物理的な壁が次々と解消されている。
踏切の待ち時間が激減したことによる経済効果は小さくない。徒歩での南北移動が圧倒的にスムーズになっただけでなく、救急車やバスなどの交通流動が改善し、街全体の回遊性が劇的に高まった。高架化に伴って生じた高架下の広大な空間には、新しい歩道や緑地スペースが整備され、単なる交通の拠点にとどまらない「歩いて楽しい街」への脱皮が進行中だ。