「たかがアリ」と放置するのは禁物です。現代の住環境において、彼らは思わぬ災害を引き起こします。その代表例が、Wi-Fiルーターやスマート家電、エアコンの室外機といった精密機器への侵入です。アリは狭くて暖かい場所を好む性質があり、基盤の隙間に巣を作ることがあります。彼らが分泌する蟻酸(ぎさん)によって回路が腐食し、突然の故障や最悪の場合は火災につながるケースも報告されています。
また、食品への混入による衛生的被害はもちろんのこと、アレルギー体質の人や乳幼児がいる家庭では、噛まれることによる皮膚の炎症や、アリが運んでくる雑菌による健康被害も無視できません。