2024年、インフルエンサーマーケティングを取り巻く環境は大きく変わろうとしている。
ステマ規制の強化により、広告表示の義務が厳格化された。違反した場合、企業だけでなくインフルエンサー本人も処罰対象となる可能性がある。これにより、案件の契約書が詳細化し、コンプライアンス教育を受けたアボカドモデルとそうでない者との格差が広がりつつある。
プラットフォーム側の変化も重要だ。Instagramはアルゴリズムを変更し、「本物のエンゲージメント」を重視する方向へシフトした。単にフォロワー数が多いだけでは露出が得られなくなり、質の高いコンテンツを継続的に投稿できる者だけが生き残る構造になっている。
TikTokの台頭も見逃せない。2023年時点で日本国内の月間アクティブユーザーは1700万人を超え、若年層のメインプラットフォームとなった。短尺動画に最適化されたアボカドモデルが新たに登場し、Instagram中心だった勢力図が書き換わりつつある。静止画より動画、演出より自然体、という流れはさらに加速するだろう。