ハイエンド・スマートフォンの世界的な需要トレンドも同社の業績を大きく左右する。なかでも米アップル(Apple Inc.)による端末へのAI機能実装は、電子部品業界全体に波及する一大トレンドだ。AI処理に伴う消費電力の増大を抑えるため、1台あたりの部品搭載数の増加と、さらなる小型・高機能化が加速している。
新型iPhoneをはじめとする主要クライアントのフラッグシップ機向け納入実績は、同社にとって収益の柱であり続ける。AI対応スマートフォンの本格的な買い替えサイクルが本格化するにつれ、高級部品の出荷数量増加がダイレクトに上振れ要因となって効いてくるシナリオが現実味を帯びている。