病院で行われる主な検査には、採血による血液検査、皮膚に微量のエキスを乗せて反応を見る皮膚プリックテスト、そして実際に食べて反応を確認する食物経口負荷試験の3種類が存在する。
臨床現場で最も広く行われているのが特異的IgE抗体検査だ。血液中のエビ特異的IgE抗体価を測定し、クラス0〜6の7段階で感作の度合いを判定する。一度の採血でカニやダニなど複数のアレルゲンを同時に調べられる利便性がある。
より局所の反応性を直接確かめる方法として皮膚プリックテストがある。前腕の内側にアレルゲン試薬を滴下し、専用の針でごく浅く皮膚を刺激して15分後の膨疹(赤く盛り上がる腫れ)の大きさを測定する。感度が高くその場で判定できる優れた検査手法だ。
アレルギーの確定診断におけるゴールドスタンダードとされるのが、専門設備のある病院で実施される食物経口負荷試験である。血液検査や皮膚テストで確定できないグレーゾーンの患者に対し、医師の厳重な監視下でアレルゲンを段階的に摂取して症状の有無を突き止める。
【検査費用の目安と保険適用の有無】
医師が診察の上でアレルギー疾患を疑い検査を行う場合、基本的に健康診断ではなく保険適用(原則3割負担)となる。血液検査(数項目〜13項目程度を測定)の場合、初診料・再診料を含めて窓口負担額は約3,000円〜5,000円前後が一般的な相場だ。View39などの一括スクリーニング検査を受ける場合でも、保険適用であれば5,000円〜6,000円程度で収まるケースが多い。