特撮やCGを駆使した子ども向けのドタバタ劇にとどまらない奥深さが、この作品にはあった。わがままだけどどこか憎めない怪物太郎を演じたのは、嵐の大野智だ。喜怒哀楽を全身で表現する人間離れした演技力と圧倒的な存在感は、目の肥えたドラマファンをも唸らせた。
ドラマのヒットを決定づけた「Monster」は、スリリングなオーケストレーションとダンサブルなビートが交錯する傑作ナンバーだ。時計の針がカチカチと刻むイントロから一気に引き込まれる構成は、当時のオリコンランキングでも快進撃を続け、嵐の代表曲の一つとして揺るぎない地位を築いた。