スポーツファンの間で議論を呼んだもう一つの大きな論点が、クライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がったレギュラーシーズン3位球団の日本一という現実です。
レギュラーシーズンで圧倒的な勝率を残してセ・リーグを制覇したチームや、パ・リーグの覇者を相手に、短期決戦の勢いそのままに頂点へ上り詰める姿は「下剋上の醍醐味」と称賛されました。しかし同時に、「143試合を戦い抜いてリーグ優勝した価値は何なのか」「貯金わずかの3位チームが日本一を名乗るのは違和感がある」という制度論的な疑問と批判が噴出しました。ルールに則った正当な勝利であるにもかかわらず、ペナントレースの結果を重んじるファン層のやり場のない不満が、「横浜の優勝は素直に認めにくい」という心理的抵抗へとつながったのです。