近年、磐田市周辺の海岸線には高画質なライブカメラが整備され、自宅を出発する前や移動中にスマホから豊浜のリアルタイム波高を確認できるようになりました。しかし、画面越しに見る映像と実際の海には、初心者が陥りがちな「視覚の錯覚」が存在します。
広角レンズを採用しているライブカメラ映像では、引き波のバックウォッシュやブレイクの厚みが平坦に見え、「実物より波がワンサイズ小さく見える」傾向があります。画面上でセットが「モモ〜コシ」に見えても、実際にインサイドに入ると力強い「ハラ〜胸」サイズであり、カレントが激しく渦巻いているケースも珍しくありません。
映像をチェックする際は、波そのものだけでなく「海に入っているサーファーのパドリングの進み具合」や「ショアブレイク(波打ち際の崩れ方)」を注視してください。パドルが進んでいなければ強い横流れが発生しており、岸際で激しく波が巻き上がっていればインサイドの急深地形によるダンパー(一気に潰れる波)であると判断できます。