Q1:4歳女の子で「うんちだけオムツ」を履きたがる場合、無理にでもトイレで座らせるべきですか?
A1:絶対に無理強いしてはいけません。便座で踏ん張れない状態で強制すると、便意を我慢するようになり、腸内に硬い便の塊が溜まる「小児慢性便秘症」へと進行します。まずは足裏がしっかりつく足台を設置し、オムツを履いたまま便座に腰掛けて排便してみる、あるいはオムツの中にトイレットペーパーを敷いて排便できたら褒めるなど、段階を踏んだスモールステップで身体感覚を慣らしていくことが鉄則です。
Q2:幼稚園・保育園の先生に「まだオムツが外れていない」と相談するのが恥ずかしいです。どのように伝えるべきでしょうか?
A2:保育のプロである現場の先生方は、4歳児でオムツが外れていない園児を毎年のように対応しています。決して恥じることではありません。「家庭で練習中ですが、まだトイレを怖がる場面があります」「園での様子を教えていただき、足並みを揃えて進めたいです」と率直に相談してください。園での集団生活の排泄リズム(みんなで一斉にトイレに行く時間など)を共有してもらうことで、家庭だけでは見えなかった突破口が見つかることも多々あります。
Q3:小児科へ相談に行く場合、どのような準備をして受診すればよいですか?
A3:受診前の3〜5日間程度、「排尿・排便記録(トイトレノート)」をメモしていくと診察が非常にスムーズです。起床時、日中、就寝前の排泄時刻、おもらしの有無、水分の摂取量、便の硬さ(コロコロ便かバナナ状か)を簡単に記録してください。医師はこれをもとに、膀胱の畜尿機能、排尿間隔、便秘の関与などを的確に診断できます。