Q1:40代で言葉が出てこないのは、若年性認知症の可能性が高いですか?
A1:確率としては高くありません。若年性認知症の発症率は40代では極めて稀であり、大半は過密スケジュールによる脳疲労、慢性的な睡眠不足、自律神経やホルモンの乱れが原因です。ただし、「体験そのものを完全に忘れる」「ヒントをもらっても思い出せない」といった状態が続く場合は、念のため物忘れ外来での検査をおすすめします。
Q2:更年期による言葉のド忘れは、時期が過ぎれば治りますか?
A2:ホルモンバランスが安定するにつれて自然と改善していくケースが多いです。しかし、我慢を重ねてストレスを溜め込むと自律神経失調症やうつ状態を併発し、言語機能の低下が長引く恐れがあります。婦人科でのホルモン補充療法(HRT)や漢方薬の処方によって、症状が速やかに軽快する事例も多いため、一人で抱え込まず専門医に相談してください。
Q3:受診するなら、まず何科のクリニックに行くべきですか?
A3:まずは脳そのものの病変(脳梗塞や脳腫瘍など)を除外することが最優先となるため、頭部MRI設備を備えた脳神経外科または脳神経内科がベストです。明らかな物忘れが主訴であれば物忘れ外来、強い不安や不眠がある場合は心療内科、生理不順やホットフラッシュを伴う女性は婦人科の受診も有効な選択肢となります。