日常生活に支障をきたす前に、適切な医薬品と医療ケアを取り入れることが回復への最短ルートです。
【市販薬(OTC医薬品)の賢い選び方】
ドラッグストアで購入できる花粉症市販薬おすすめの筆頭は、眠気が出にくく集中力を維持しやすい「第2世代抗ヒスタミン薬」です。フェキソフェナジン塩酸塩やロラタジン、エピナスチン塩酸塩などを主成分とする内服薬は、症状が出始める初期段階から服用を開始することで高い効果を発揮します。鼻づまりがひどい場合はステロイド点鼻薬、目のかゆみには抗アレルギー点眼薬を組み合わせる局所療法が推奨されます。
【医療機関における本格的な治療法】
耳鼻咽喉科やアレルギー科で行われる雑草花粉症の治療法では、まず少量の採血による「View39」などの特異的IgE抗体検査で、自分がブタクサ・ヨモギ・カナムグラ・イネ科のどれに反応しているかを特定します。重症例に対しては、より強力な処方薬の組み合わせや、粘膜の過敏性を抑えるレーザー治療などが選択肢となります。
なお、ブタクサ花粉症の人はメロンやスイカ、ヨモギ花粉症の人はセロリやニンジンなどを食べた際に口内がピリピリする「花粉・食物アレルギー症候群(PFAS)」を併発することがあるため、該当する症状があれば必ず医師に相談してください。