かつて横浜市民の夏の定番として絶大な人気を誇りながらも、設備の老朽化に伴い長期休業を余儀なくされていた施設が、官民連携による大規模プロジェクトによって劇的に生まれ変わりました。現在の本牧市民プールリニューアル後の施設は、単なる夏季限定の屋外水泳場にとどまりません。
夏季には流水プールや大型ウォータースライダー、子ども向けのアクティビティプールが稼働し、多くのファミリー層で賑わいを見せる一方、オフシーズンとなる秋から春にかけての空間活用が大きな注目を集めています。広大な敷地を活かした本牧市民公園BBQエリアやデイキャンプサイト、さらには本格的なセクションを備えた本牧市民公園スケートボード広場、SUP(スタンドアップパドルボード)体験など、四季を通じて若者からファミリーまでが滞在できる多機能型アウトドア空間へと完全移行しています。
また、園内には中国・上海市との友好都市提携を記念して整備され、改修工事を経て美しさを取り戻した「上海横浜友好園」の中国伝統建築や、本牧の原風景を伝えるトンボ池など、静けさと異国情緒を味わえる散策スポットも健在です。アクティブなスポーツゾーンと歴史・景観保全ゾーンが見事なゾーニングで共存している点が、現在の本牧市民公園の最大の特徴と言えます。