作詞・作曲を手掛けた高見沢俊彦の卓越したセンスは、言葉選びの端々に現れている。「星空」「ディスタンス」「宇宙(おおぞら)」といったスケールの大きなワードが並ぶ一方で、「電話の声を耳元で」といった非常に身近でリアルな描写が同居している。
このSF的なロマンティシズムと、地に足の着いたリアリティの絶妙なバランスが、聴き手に壮大な物語を想起させる。リスナーは曲を聴きながら、まるで一本の映画を見ているかのような没入感を味わうのだ。これこそが、数多くのヒット曲を生み出してきたTHE ALFEEの真骨頂である。