俳優としての真価が発揮されたのは、名作トレンディドラマの数々である。1994年のドラマ『29歳のクリスマス』では、山口智子や松下由樹、柳葉敏郎ら豪華キャストの中で、若きエリート役としてセンセーショナルな魅力を放った。都会の孤独や等身大の恋愛模様を描いたストーリーの中で、彼の魅せた繊細な表情は多くの視聴者の胸を打った。
さらに2000年の歴史的ヒット作『やまとなでしこ』では、松嶋菜々子演じる主人公の婚約者である資産家御曹司・東十条司役を見事演じきった。育ちの良さと純粋ゆえの少し浮世離れしたコミカルさを絶妙なバランスで表現。二枚目でありながらどこか憎めない愛すべきキャラクターを作り上げた彼の演技は、今なお語り継がれる名演である。