もしどうしても100円ショップの祝儀袋を利用する場合、いくつかの工夫で「安っぽさ」を緩和することが可能だ。最も効果的なのは、筆ペンを使って丁寧な毛筆体で名前を書くことである。
どれほど高級な袋を使っても、字が雑であれば台無しになる。逆に、100均の袋であっても美しく整った筆文字が添えられていれば、誠意と品格が伝わる。また、水引の位置を微調整し、付属の短冊がズレないよう裏面を軽く固定するだけでも印象は大きく変わる。
一方、絶対避けるべきは、慶事用ではないデザインを選んでしまうことだ。水引の結び方が「結び切り」ではなく「蝶結び」になっているものは、何度あってもおめでたい出産や進学用であり、一度きりであるべき結婚式では厳禁とされる。安さばかりに気を取られ、基本的な仕様を確認し忘れることだけは絶対に避けたい。