長年ファンが考察を重ねてきた長野の正体についても、第13話で決定的な手がかりが提示された。彼を防衛省の地下書庫で待ち受けていたのは、黄色く変色した「1998年 バルカ極秘作戦」のファイルと、若き日の長野自身が写った一枚の写真だった。
公安でありながら別班の動きを異常なまでに警戒する長野。彼は別班の敵なのか、それとも組織創設に関わった「オリジン」の一人なのか。20年前に起きた未解決の爆破事件と、乃木の父親であるノゴーン・ベキの関係性が、長野の口から明かされる瞬間は近い。この男の動向一つで、すべての人間関係の構図が瞬時にひっくり返る危険な導火線が点火された。