デスクワークの長期化やSNS疲れが叫ばれる昨今、脱衣所にスマートフォンを置き、湯船に浸かる時間は唯一の「デジタルデトックス」となる。視線を正面から合わせず、温かいお湯に包まれながら横並びで会話できる空間は、リビングのソファよりも自然と警戒心を解きほぐしてくれる効果があるようだ。
実際、日頃は多忙ですれ違いがちな共働き夫婦から「15分間だけでもお風呂で今日あった出来事を話すことで、すれ違いを防げている」という声は多い。顔を見つめ合う対面コミュニケーションと違い、お風呂特有の「薄暗さ」と「お湯の浮力」が心理的なハードルを下げ、素直な気持ちを打ち明けやすくさせるのだろう。