滋賀のバームクーヘンが全国の他地域と一線を画す最大の理由は、素材への徹底したこだわりに集約される。特に「地産地消」の思想が進化し、滋賀の気候風土(テロワール)を表現した商品が次々と誕生している。
小麦粉の一部または全部を地元の銘柄米「近江米」の微粉末に置き換えることで、独特のもちもちとした食感とすっきりとした後味を実現。さらに、日本最古の茶産地の一つである信楽町朝宮のプレミアムグリーンティーを練り込んだバームクーヘンは、爽やかな苦味と上品な甘みが交錯する大人の逸品として注目を集めている。滋賀の豊かな農産物が、洋菓子の世界に深い奥行きを与えているのだ。