だが、すべてが順風満帆というわけではない。市場の覇権を巡る争いは激化の一途をたどっている。巨大な資本力を持つ米中のグローバルテック企業や、既存の権益を守ろうとする国内の過渡的プレイヤーからの反発や追い上げは、決して無視できるものではない。
サイバーセキュリティの高度化や、各国の法規制への適応といった規制上のハードルも山積みだ。急速な拡大スピードに組織の内部統制が追いつくのかという懸念も、一部の専門家からは根強く聞こえてくる。攻めの姿勢を崩さない一方で、いかに防衛戦を確実に固められるかが、今後の正念場となるだろう。