どんな猫でも緑の目を持てるわけではない。代表格として真っ先に挙がるのが、滑らかな銀灰色の被毛を纏うロシアンブルーや、優雅なアビシニアン、エジプシャンマウなどだ。
特にロシアンブルーは、生後の成長とともに瞳の色が明確なグリーンへと落ち着く血統的特徴を持つ。一方で、雑種(ミックス)の猫であっても、親猫から受け継いだ複雑な遺伝情報の組み合わせ次第で、突如として見事なエメラルドグリーンの目を持つ個体が誕生する。どの遺伝子がどのように発現するかについては、ブリーダーや研究者の間でも尽きない関心事となっている。