超高齢化社会と健康意識の高まりを背景に、特に高い評価を得ているのが食環境学部を中心とする食・健康領域の研究だ。単なる調理技術や栄養学の枠組みにとどまらない。
ここでは、予防医学の観点からのメニュー開発や、地域特産品を活かした食品マーケティング、さらには高齢者のQOL(生活の質)向上を目指した臨床栄養学まで、極めて実践的なアプローチが採られている。研究室のドアを叩くと、企業との共同開発プロジェクトに追われる学生たちの姿があった。
「自分たちが開発したレシピが、実際に店舗並び、利用者の健康を守る」。この圧倒的な当事者意識こそが、学生の目の輝きを生み出している根源だ。