全階級の体重差を無視して「誰が最も強いか」を評価するパウンド・フォー・パウンド(PFP)。米国の権威ある『リングマガジン』をはじめ、世界的な識者が下す評価をもとに算出した、2026年現在の日本人ボクサーPFPランキングのトップ5は以下の通りです。
1位:井上尚弥(スーパーバンタム級〜フェザー級戦線)
もはや説明不要の絶対王者です。2階級での4団体統一という前人未到の偉業を達成した後も、そのスピード、破壊力、ディフェンス力は一切の衰えを見せません。リングマガジンのPFP順位でもテレンス・クロフォードやオレクサンドル・ウシクと常にトップを争い続けており、名実ともに日本ボクシング史上最高峰の頂点に立っています。
2位:中谷潤人(バンタム級〜スーパーバンタム級戦線)
井上尚弥を追う筆頭格として、世界的な名声を決定的なものにしました。長身サウスポーから繰り出される予測不能のアングルと、一撃で相手を沈める天性のパンチ力は圧巻です。海外メディアからも「階級を超えた怪物」と絶賛され、世界ランキング評価でもPFP上位に定着しています。
3位:寺地拳四朗(ライトフライ級〜フライ級戦線)
ライトフライ級で2団体統一を果たしたのち、激戦のフライ級へ主戦場を移しても圧倒的な強さを発揮しています。驚異的なスタミナと無尽蔵の手数、卓越したジャブを軸にした試合運びは円熟味を増しており、勝負どころでの打撃戦も厭わないタフネスが高く評価されています。
4位:西田凌佑(IBFバンタム級)
巧みなポジショニングと高いディフェンス技術で海外の実力者を完封し、一躍トップ戦線へ躍り出た実力派です。派手さこそ控えめながら、対戦相手の強みを完全に消し去るクレバーなボクシングは、専門家の間で極めて高い評価を得ています。
5位:武居由樹(WBOバンタム級)
キックボクシングの元王者からボクシング転向後、類まれな当て感と一撃必殺の左フックを武器に王座を獲得しました。プロボクシングのキャリアを重ねるごとにディフェンスとフットワークが洗練され、KO率の高さから国内外のファンを惹きつける存在です。