だが、これで決着がついたわけではない。永田町では現在も、12月23日を「平成の日」として祝日に復活させようとする動きが根強く存在する。超党派の議員連盟が中心となり、法案提出に向けた調整が水面下で続けられているのだ。
推進派の主張は明確だ。「平成という、戦争がなく平和が保たれた激動の時代を後世に伝えるべきだ」という歴史的意義である。また、12月は祝日が一日もない月となってしまったため、労働者の休息や消費活性化の観点からも、祝日の復活を望む声は小さくない。しかし、法案の成立には慎重論も根強い。「これ以上祝日を増やすべきではない」という産業界からの懸念や、他元号との公平性を欠くという意見が壁となっている。